産地直送で胡蝶蘭が手に入る時代になりましたが、できるなら長持ちさせてあげたいですよね。
気づいたらいつのまにかしおれてしまって、捨ててしまうことになるのはとても悲しいことです。
胡蝶蘭は根っこさえ腐らなければ、また花を咲かせることはできます。
今回は花がしおれてしまった時に復活させる方法をご消化します。
花茎を切って翌年に備えよう
花が枯れてしまった時には、胡蝶蘭に栄養が枯渇して、生命力が落ちている証です。
冬の休眠期間を経て、蓄えられた栄養をもとに茎や葉が成長します。
そして、夏になると綺麗な花を咲かせるのです。
そのためもう一度栄養を蓄えるためには花茎を切り落とす必要があるのです。
そうすればまた栄養をチャージして来年に備える準備ができるのです。
胡蝶蘭のほんとうの状態を確認する方法
胡蝶蘭の状態が一番よく現れるのは葉っぱです。
花が枯れてしまってもグリーンでぷっくりしている時には胡蝶蘭は元気といえます。
逆に葉っぱもしおれていたり、軟腐病でブヨブヨになっている時は弱っているといえます。
すでに花が枯れている時には花茎から切ってあげましょう。
花が咲いている状態で葉っぱが弱っている時には、アルコール殺菌したはさみで葉っぱを切ってあげるのがベストです。
花茎を切ってからはどうすればいいの?
胡蝶蘭ビギナーにとっては花茎を切るなんて、、、と思う人もすくなくありません。
実際に1年かけて胡蝶蘭を育てようと思うわないですし、手間暇もかかります。
しかし、1年通して育てた結果、夏に花を咲かせる姿を楽しむのもいいですよ。
実際には冬の間に花芽が伸びてきて、春にかけてどんどん胡蝶蘭らしくなっていきます。
すぐに開花するわけではないので、じっくりと見守るのが大切です。
弱っている時に液体肥料をあげてしまうと逆効果なので、その点は気をつけてあげましょう。
胡蝶蘭の寿命は10年?
野生の胡蝶蘭は東南アジアの木の上で育ちます。
根っこはむき出しで、日中の暑さによる乾燥とスコールによる湿気を繰り返して生命力を伸ばしていきます。
推定で50年の寿命を持つとも言われていますが、日本では生産農家さんのビニールハウスで育てられるために10年が寿命とも言われています。
いずれにせよ長く付き合える植物なので、大切にしてあげてくださいね。
まとめ
花が枯れても実際には胡蝶蘭は死んでいません。
根っこが腐り、全部なくなってしまった時には捨てるしかないですが、元気なまま捨てるのはもったいないです。
買取サービスも行っているので、気になる人はチェックしてみてください。
以上、「胡蝶蘭のしおれた花を復活させる方法|寿命は10年?」でした。